<架空鉄道「JRT四国」のページ>


12000系 制御付振子式特急形気動車


ボクサー6・24バルブDOHC・ツインターボエンジン搭載!


2014年リニューアル改造



↓12000系8M「しおかぜ」の加速力曲線のサンプル

・・・・と言いたいところだが、12000系は変速モード付き5速直結式変速機を搭載しているのだが、
作成に使用したソフトは仕様上、3段変速までしか設定できないため、やむなく3速設定で出力した

従って実際の12000系の性能は全体的にこれよりもさらに向上するはずである
速度種別は、「A77」



ちなみにこのソフトで、12000系フルパワー(但し3速設定&最高130km/h)での走行シミュレーションを行った結果、
予讃線 高松〜国分間は所要時間6分22秒、平均時速116km/hという恐ろしい結果が出た(^^;

また、時間加速度シミュレーションでは(3速設定でも)ゼロ発進フルノッチ投入後68秒で130km/hに到達するという
結果が出たので、130km/h到達まで65秒という、当初見込み通りの性能が出ていると思われる(^^;


〜当初は「しおかぜ」用〜

 JRT18000系の気動車版で、JRT2000系をベースに全面改良が施された、改良型後継車と位置づけられる。

 ステンレス車体にアルミニウムの前頭部は18000系とほぼ同じデザインとなるが、排障器のデザインがより洗練されているほか、排気・排熱等の関係からボディマウントは装備していない。
 99年12月改正で登場し、従来2000系で運転されていた「しおかぜ」気動車列車が一斉に12000系化された。

 最終的に、基本5両編成+付属4両編成の9両編成が4本、合計36両が製作されて松山運転所に配置され、基本的に「しおかぜ」限定運用として間合いで「宇和海」でも運用された。


<1999年12月改正当時>
1号車2号車3号車4号車5号車6号車7号車8号車
D1〜D14編成12000形12400形12500形12400形12100形D11〜D14編成12200形12400形12300形
基本編成付属編成



〜車体・外装〜

 カラーリングは18000系と全く同じで、車体端部のロゴマークが異なるのみである。

 車体については、トンネル区間での高速走行も併せて考慮して、2000系と比較して車体の防音対策と気密対策が強化されている。

 振子中心高さを下げることによって、車体幅を車両限界ギリギリ一杯まで広げ、車体外板は2000系の1.2mmに対して1.6mmに、側構の厚みも同じく4.5mmに対して6mmと厚くし、床板や天井にも防音断熱材をふんだんに使用している。
 これでもエンジンの音を完全に消すことは到底出来ないため、エンジンサウンドについても、「騒音でない気持ちの良い音」が出るように、吸排気系などのチューニングが行われている。

 出入口扉は幅1mのプラグドアで、12500形のみ1扉、そのほかは2扉を有する。瀬戸大橋線での高速走行に対応して、車速検知オートロックを備えるほか、気密性を高めるために二重マウントを採用すると共に、ドアヒンジの強度がアップされている。

 ヘッドマーク表示器は12000/12300形が縦横比1:2の横長タイプ、12100/12200形が従来サイズで、いずれも電光電動巻き取り式となる。
 側面案内表示器は反射式TFT液晶パネルで、トイレ設備を有する車輌は列車名/行先表示と号車表示の両方を、トイレのない車輌は号車表示のみの設置となる。

〜駆動系〜

 エンジンはシコク自動車製で、2000系に搭載されるR−SL6DF−METI型をベースに、排気量アップとDOHC化、そしてツインターボ装着によってパワーアップしたR−SH6DG−DETTI型(電子制御燃料噴射付直噴式 水冷水平対向6気筒24バルブDOHC 空冷インタークーラー付きウィスカーセラミクス・シーケンシャル・ツインターボ)で、14Lの排気量から最高出力650PS/定格出力480PS(登場当初は600PS/430PS)を絞り出し、各車に2基搭載。

 トルクコンバータはR−ECTC5S−312L型(3要素1段2相式・電子制御フルレンジフルタイムロックアップ5段自動変速)とし、高加減速性能と高速性能の両立を図り、大幅な燃費の低減を目指している。

 具体的な数値を挙げれば、JRT2000系はエンジンのレブリミットが2,500rpm、130km/h巡航時の回転数が1,900rpmであるのに対し、12000系はレブリミットが2,700rpm、130km/h走行時の回転数が1,100rpmとなっている。
 また、JRT2000系の起動加速度は2.5km/h/s、130km/h走行時の加速余力が0.8km/h/sなのに対し、12000系はそれぞれ3.0km/h/s、1.5km/h/sとなっている。

 この他、地球環境対策の観点から、折り返し時や点検時などの待機中には、2基搭載するエンジンの内の任意の1基を停止しておく事が出来るようになっている。この状態ではモニタ装置に警告が表示されると共に、ブレーキオフ並びにノッチ投入が出来ないように主幹制御器にロックがかかるようなっている。
 また、走行中にエンジントラブルで2基のうちの1基が停止した場合は、エンジン回転トルクが振子作用に影響するのを防ぐため、トラブルの起きていないもう1基のエンジンも強制的に自動停止する構造となっている。

〜走行系〜

 台車は18000系と同様の、自己操舵装置を組み込んだベアリングガイド式の制御付振子台車で、S−DT2000型を名乗る。振子の最大振角も18000系と同じ6°とし、曲線通過速度は従来車比+10km/h(本則+40km/h)。車輪直径は840mm。振子指令装置は12000/12300形に搭載する。
 ブレーキ装置は、機関・排気ブレーキ併用応荷重・応速度増圧付電気指令式空気ブレーキで、基礎ブレーキ装置は全車車輪ディスクとなるほか、フラット防止装置(4センサー3チャンネル式各輪個別制御式アンチロックブレーキ)とトラクションコントロールを備える。

 安定した高速運転を行うため、18000系と同様に全車にセミアクティブサスペンションを搭載している。

〜機器類〜

 運転台レイアウトも18000系と同じ高運転台式で、モニタ装置や各種設定器なども省力化が図られている。7ノッチ仕様マスコン/ブレーキハンドルとも、前後に動かす横軸2レバー電気接点式のJRT四国標準仕様である。
 スピードメーターは液晶アナログ方式となり、200km/hまでの目盛が刻まれている。
 また12000系独自の装備として、シーケンシャルレバー式の手動変速装置を搭載し、通常の機関・排気ブレーキとは別にシフト操作による効率的なエンジンブレーキの利用等が可能となっている。

 そのほか、乗務員室のマルチモニタ装置や自動放送装置も18000系と同じモノが搭載されている。


 連結器は自動解結付き密着連結器で、電気連結器も併用する。なお、三相連結器は無い。貫通型制御車は18000系と同様に連結幌の解結や貫通扉の開閉も全て自動化され、運転席からのボタン操作によって約1分で解結作業が完了する。警笛はJRT四国標準仕様の電子ホーンの他、ミュージックホーンも併用。

〜客室〜

 客室構造やアコモデーションは18000系と同じ。

 普通車はシートピッチ1,040mmのプリント柄青系のオールファブリックのリクライニングシート。荷棚はアクリル板付き、天井は通路部頭上の余裕空間を広げるために半間接照明を併用した2段ステップ式となる。
 
 グリーン車はシートピッチ1,240mmの藍色モケットの360°回転フリーストップ式リクライニングシート(レッグレスト付き)が、1−1−1配列で6列が並ぶ。荷棚はアクリル板付きだが照明と読書灯が追加されている。アームレストにはマルチヘッドホンステレオと液晶モニタが内蔵されており、車内で流すことが出来るビデオサービスを見ることが出来る。
 また、座席床面が15cmかさ上げされている点も18000系と同じである。

 冷房装置は屋上に強制換気付き半集中式のS−ECAU2000SIVを2基搭載、吹き出し口はラインフロー式。暖房装置は座席下に設置し、換気ダクトを車端妻面に配置したことと併せて、障害物の全く無いすっきりした足元スペースを実現している。

 客室窓は全てUVカット付きの熱線反射ガラスで、強度アップを兼ねて防曇式の複層ガラスとなっている。客室ドアは光熱センサー併用光電管式。
 列車電話は12000/12300/12500形に、トイレ・洗面所は12400形を除いた各車に設置。


〜その後の改造等〜

 なお2001年度には、瀬戸大橋線陸上部での高速走行時の安定性を増すため、一定の条件下では台車操舵装置を固定して、不用意に台車が揺れないようにする改造を行った。 これは、曲線半径が900R以上でかつ、列車の速度が130km/h以上の時は、台車操舵装置をロックしてしまうものである。
 またこれに併せて、吸排気系のチューニングと、エンジンの点火タイミングプログラム変更を行ってパワーアップを図っている。


 さらに2003年4月に北海道で発生した、飛び石が原因と思われるキハ281系気動車の燃料タンク破損事故を受け、同年夏までの間に燃料タンクに保護用の鉄板を取り付ける補強改造を行った。


 2003年の5月から6月にかけて、「しおかぜ」9両編成化のため、中間車12400形にトイレ・洗面所と身障者対応設備を追加した12600形が、4両追加増備された。

 なお側面案内表示については、2003年度に50km/h以上の速度域では表示しないように仕様変更改造され、同年度に増備された4両については当初からその仕様となっている。
 また、2003年度増備の4両は当初からドアチャイムを装備し、この他の車両についても取付改造が行われた。


<2004年3月改正当時>
1号車2号車3号車4号車5号車6号車7号車8号車9号車
D1〜D14編成12000形12400形12500形12400形12100形D11〜D14編成12200形12400形12600形12300形
基本編成付属編成



 2004年末から2005年はじめにかけて、外観イメージの小変更を実施。
 従来の「Blue Comet」のロゴを消し、水平対向エンジンのイメージをベースにした、楕円形の新デザインロゴマークを掲出。併せて、側面のライトブルーの帯の間をブルー塗装(テープ)とし、「24VALVE DOHC TwinTurbo」の文字を掲げ、水平対向6気筒 24バルブDOHCツインターボによる高性能を大きくアピールしている。



〜リニューアル&「いしづち」「宇和海」転用〜

 2014年3月22日改正では、「しおかぜ」にDC500系600番台が投入されたことから、12000系はリニューアル改造の上で「いしづち」に転用された。

 外装をスカイブルー基調の全塗装とし窓周りをブラックアウトのうえ、腰部に青いラインを入れた。スカートについては青塗装とした。

 客室部分は、シートを全てDC500系に準じたゆりかご形リクライニングシートに更新。
 化粧パネルを木目基調のものに張り替え、カーテンもプリーツタイプに更新。
 また、トイレについては全て洋式に統一された。

 グリーン車については、アームレスト内蔵の液晶TVの撤去を行い、客室壁面に薄型液晶TVを追説した。


 形式変更を伴う改造は無いが、旧基本編成については中間車1両を抜いて4両編成で運用することとして高松運転所に配置して主に「いしづち」に運用し、間合い運用で一部「宇和海」にも充当。
 またモノクラスの旧付属編成は、「宇和海」用として松山運転所の配置となっている。


<2014年3月改正>
1号車2号車3号車4号車
D1〜D14編成12000形12500形12400形12100形
D11〜D14編成12200形12400形12600形12300形



形式12000123001210012200124001260012500
M'C2M'C2SF
製造数44441244
最大寸法22,000 mm21,300 mm
2,940 mm
3,520 mm3,500 mm
重量45.2 t45.0 t44.7 t44.5 t42.0 t42.3 t42.5 t
車体 ステンレス鋼板
(先頭部:アルミ高張力鋼板)
機関形式 R−SH6DG−DETTI
(水冷水平対向6気筒 直噴式24バルブDOHC)
(空冷インタークーラー付き シーケンシャルツインターボ)
(電子制御燃料噴射付き)
内径×行程145 × 140 mm
排気量13,864 cc
出力 定格:480PS/2,000rpm × 2
最大:650PS/2,600rpm × 2
変速機形式 R−ECTC5S−312L
(電子制御 フルレンジフルタイムロックアップ付き 5速自動変速式)
(3要素1段2相式)
(最大入力:700PS)
歯数比最終減速比2.500
1速2.400
2速1.800
3速1.350
4速0.975
5速0.700
ブレーキ方式 応荷重・応速度増圧付 機関・排気ブレーキ常時併用
電気指令式空気ブレーキ
ブレーキ装置 油圧キャリパ式 車輪ディスク
(4センサー3チャンネル式各輪個別制御アンチロック付き)
台車形式・方式S−DT2000
ベアリングガイド式 ボルスタレス式制御付振子台車
操舵機構付き
セミアクティブサスペンション付き
許容最高速度 130km/h
(設計最高速度:200km/h)
加速度
減速度
起動加速度 3.0km/h/sec
常用最大減速度 4.3km/h/sec
非常最大減速度 5.2km/h/sec
勾配均衡速度 10‰:177km/h
20‰:152km/h
33‰:115km/h
曲線通過速度 300≧R:本則+25km/h
450>R≧300:本則+30km/h
600>≧R≧450:本則+35km/h
R≧600:本則+40km/h
出入口ドア数2扉1扉
冷房装置 S−ECAU2000SIV
15,000 〜 32,000 kcal/h × 2
シートピッチ1,040 mm1,240 mm
乗車定員48484752645518
その他
設備装置
客室普通車普通車 普通車
車椅子対応
普通車普通車 普通車
車椅子対応
グリーン車
カフェテリア
WC洋式洋式 洋式
(車椅子対応)
男子小用
洋式 洋式
(車椅子対応)
男子小用
洋式
洗面所
CC装置
CP




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