<概況>
高松の「ミッドナイトEXP高松」、松山の「ミッドナイトEXP松山」に続いて登場した、高知地区の午前様帰宅特急列車である。
設定区間と運用の都合上、高知→土佐山田間の上り1本と、土佐山田→須崎間の下り1本の2本が設定されていた。
現在は金・土曜日運転の臨時列車扱いとなっており、ヘッドマークと側面LED表記も「臨時」となっていた。
車輌は「南風」「しまんと」間合い運用の、高松運転所の2000系モノクラス編成が使用されており、N2000系も頻繁に使用されている(日によっては全車N2000系)。
当初は「ホームエクスプレス高知」を名乗っていたが、2008年3月改正から「ウィークエンドアクスプレス高知」に名称変更された。
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<HISTORY>
2007年5月7日から、休日を除いた毎日運転の臨時列車として運転を開始。
当面は、同年9月29日までの運転とされた。
車輌は「南風」「しまんと」間合い運用の、高松運転所の2000系気動車による、モノクラス3両編成。
送り込みを兼ねた上りの土佐山田〜高知間と、下りの土佐山田〜須崎間に、それぞれ1本が設定された。
上り列車は、走行距離わずか15.3kmという超短距離特急列車だった。
<停車駅>土佐山田−ごめん−高知−旭−朝倉−伊野−佐川−多ノ郷−須崎
2007年8月27日に、10月1日以降も引き続き運転されることが発表された。
↓<下り>
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↓<上り>
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(JR時刻表 2008年2月号より)
2008年3月15日改正では、運転日が毎週末金・土曜日のみ(休日を除く)に変更され、併せて名称も「ウィークエンドエクスプレス高知」に変更された。
2009年3月14日改正で廃止された。
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<私見>
公式発表によれば、 2007年5月7日〜8月15日までの間の延べ利用客数は2,077名で、1日平均24.7名だったらしい。
上記の画像は平日の土佐山田行きだったが、確かにそれぐらいの客が乗っていた。
高松、松山と登場し、流れからして当然、高知、徳島にも登場するものと思っていたので、それほど驚きはしなかったが、高知→土佐山田間の走行距離15.3キロはさすがに「意味あるんかいなー?」と思ったが、、、、結構利用者いるのね(^^;
考えてみれば、上り/下りとも高知発の最終列車になるので、それなりの利用があってもおかしくはない。
列車番号は9708D/9709Dで、百の位に「7」の数字を割り振っているあたり、かつての急行列車並みの扱いとされていたのであろうか?
しかも一の位が8/9って、、、、増やすつもりだったのかしら?(w
※昔の急行「あしずり」の列車番号が701D〜 だった。
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