ホキ800形 ホッパ車


予讃線 鴨川駅
1996年12月29日


 「ホッパ車」とは、荷室床面が開閉可能な構造になっている車両のことを指す。

 通常JRグループ所属の貨車といえば、殆ど全てがJR貨物が保有するものであるが、このホキ800形は現存する445両(2004年4月現在)全車両がJR旅客会社の保有(JR貨物では保有していない)で、軌道に敷き詰めるバラスト(砕石)の運搬・散布に使用されている。


 JR四国には2004年3月までは10両が残存し、本来は予讃線の鴨川駅常備だが、2002年のダイヤ改正における高松都市圏の普通列車増発のための鴨川駅の改良工事の関係で、川之江駅に一時的に疎開していた。

 しかしこれらの車両は2004年3月末一杯で全車廃車され、四国から姿を消してしまった。



 鴨川駅の側線に留置中のホキ800形。


※全て1996年12月29日撮影



形式
ホキ800形
寸法

12,800 mm

2,742 mm

2,900 mm
重量
18.1 t
車体
普通鋼
ブレーキ装置
踏面片押
台車形式
TR41C
許容最高速度
75km/h
荷重
30 t


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