7300形(R03)前頭部
追加されたスカートに車番が記載され、7100形を連結するための三相連結器を装備、さらに貫通路上の方向幕がLED化されている。
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7200形(R03)前頭部
こちらは三相連結器が省略されている・・というか、追加されていない。
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2017年1月に出場したR16編成では、JR四国の車両では初めて前照灯にLEDが採用されている。
当初はシールドビームで出場した編成も、その後順次LED化されており、2020年6月26日時点ではR08編成以外は全てLEDとなっている。
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LEDのヘッドライトは上下2つのユニットに分かれており、下半分がハイビーム用で、上半分はロービーム用としてわずかに下向きの角度がつけられている。
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R03編成をはじめとしたワンマン対応編成の乗車定員は132名で、121系ワンマン仕様車と同じになっている。
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R16編成等のワンマン非対応編成は、ワンマン対応車よりも乗車定員が4名多い136名となっている。
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R03編成連結部
転落防止幌が追加されている。
窓の一部埋められてLED表示装置が設けられ、大きい方は行先方向幕、小さい方が出入口ドア表示で、この出入口ドア表示の有無がワンマン対応車と非対応車の外観上の識別点となっている。
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R16編成連結部
基本的にR03編成と同じだが、ワンマン非対応のため、戸袋窓部の小さい方のLEDが省略されている。
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老朽化によって隙間風や雨漏りの酷い物があった窓枠も全て更新されている。
上側1/3のみが内側に開く内倒れ式となっている。
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7100形との連結用に三相連結器が増設された下り方(7300形)の連結器。
上り方(7200形)は従来通りとなっている。
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正面の方向幕もLED化されている。
但し撮影時には低速シャッターでないと表示が切れるタイプで、走行写真でLED表示を綺麗に撮し止めるには工夫が必要。
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側面行先表示LED。
前位側に向かって左側最後部の窓の一部を埋めて設置されている。
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ワンマン仕様車の出入口ドア脇のLED。
7000系等の場合は「出口」「入口」表示のみだが、7200系では「ワンマン」表示、さらに「締切」表示も出来るタイプとなっている。
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こうして並べると違いがよく判る。
従来雨漏りの原因となっていた屋根上のベンチレータも全て撤去されている。
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R06編成下り方の7306形は、何故か屋根上の列車無線アンテナが曲がった状態で取り付けられている。
改造種車であるクハ120−6も曲がっており(→121系の項を参照)、1993年にアンテナが取り付けられた当初からこの状態である可能性が高い。
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運転台はワンマン対応編成にワンマン関係機器が追加された以外は、特に変更されていない模様。
抵抗制御時代からの古めかしい縦軸マスコン(そもそも101/103系の廃車発生部品)でインバータ制御という、なんともミスマッチな物となっている。
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非ワンマン対応のR14編成7314形の運転台付近。
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ワンマン対応のR06編成7306形の運転台付近。
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ワンマン仕様車に設置されている運賃箱。
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ワンマン仕様車の運転台背後に設置されている液晶パネル。
運賃表示の他、次駅情報などの多重表示に対応している。
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R03編成の客室内
室内は、基本的に121系ワンマン仕様車と同一だが、防風版が設けられているなど、細部の仕様が異なっている。
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R03編成妻面側客室端
妻面側客室の仕様は、121系ワンマン仕様車と同一。
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R14編成妻面側客室端
防風板のデザインが異なるパターン。
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ボックスシートは基本的に121系のままで、モケットが張り替えられている。
シートピッチは1,470mm
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ロングシート横の防風版は一見白無地だが、実はパンチ模様になっている(R03編成)。
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防風版のデザインは編成によって異なっており、R07編成ではすりガラス風デザインで形状も異なっている。
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座席モケット地のアップ(R07編成)。
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ドア脇の車椅子設置スペース(R03編成)。
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窓は上部だけが開く内倒れ式に変更されている。
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開いた状態。
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