キロ185系 維新番台
(*)
「志国土佐 時代
(トキ)
の夜明けのものがたり」
多度津工場
2020年2月20日撮影
下り向きの1号車
1000番台車がベース
上り向きの2号車
こちらは0番台車をベースとしている
車番は明治維新とその前年(=坂本龍馬の没年)を表している
方向幕
いずれも2020年2月20日、多度津工場にて撮影
←窪川方
高知方→
1号車
2号車
KUROFUNE(クロフネ)
SORAFUNE(ソラフネ)
キロ185−1867
キロ185−1868
2014年の「伊予灘ものがたり」と、2017年登場の「四国まんなか千年ものがたり」が好評を博していることから、その第三弾として、いまだ「ものがたり」列車が運転されていない高知県内を走行する列車として企画・製作された。
当初は2020年4月18日の営業運転開始を予定していたが、Covid-19感染拡大の影響で延期となり、同年7月4日から公式に営業運転を開始した。
〜概要・設備〜
以下には、JR四国公式プレス等に掲載されたデザインコンセプトの概要を要約して記載する。
幕末の歴史を象徴する「クロフネ」と、龍馬たちが夢見た新時代の夜明けを連想させる「ソラフネ」を、それぞれ異なる色使いで展開。
日が昇り明るい青空になる情景を、幕末の志士たちが夢見た日本の夜明けになぞらえて、未来的なモチーフも入れ込んだデザインとした。
蒸気機関やロケットエンジンデザインのダイナミズムを、明治期の装飾表現と融合させた空想的なデザイン。
1号車:KUROFUNE
青空のもと、新たな時代への「志」を語りながら大海をゆく蒸気船をモチーフに、19世紀末芸術を想起させるデザイン。
2号車:SORAFUNE
大空の先、宇宙空間までにも繋がる未来への「夢」をコンセプトに、レトロSF小説で描かれる宇宙船をイメージ。
〜改造種車〜
<1号車:キロ185−1867>
種車はキハ185−1015。
1988年4月8日・新潟鉄工(現:新潟トランシス)で落成。
当初からスカイブルーのJR四国色で、高松運転所に新製配置され、以降ずっと高松配置で四国内の特急運用に活躍していた。
<2号車:キロ185−1868>
種車はキハ185−25。
1988年12月23日・富士重工宇都宮製作所で落成。
キハ185系の最終グループで、当初からJR四国色で登場し、高松運転所に新製配置された。
途中1996年に剣山色に変更されたが、一貫して高松運転所配置で特急運用に活躍していた。
(*)「維新番台」という呼び名は、私が勝手に付けた名前ですのであしからずw
詳細な車内設備やサービス等については
JR四国の公式サイト
を参照(別タブで開きます)
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