キロ185系 1400番台
「伊予灘ものがたり(2代目)


(画像準備中)


←伊予大洲方松山方→
1号車2号車3号車
茜の章黄金の章陽華の章
キロ185−1401キロ186−1402キロ185−1403
(準備中)(準備中)(準備中)



 2014年に登場したキハ47形改造の「伊予灘ものがたり」が好評を博しているため、その後継車種として2022年4月2日から営業運転を開始した。
 2代目への移行に合わせて、編成が2両から3両に増強されると同時に、普通列車から特急列車に格上げされた。

 キハ185形2両と、「アイランドエクスプレス四国II」の中間車2両の内の1両を転用改造し、3両編成で運転される。


〜概要・設備〜

 以下は、公式プレスリリースからの抜粋・概要。


 「『レトロモダンな車内で大切な人と過ごす、上質な非日常空間」を基本コンセプトとし、和と洋を織り交ぜたデザインの面白さや懐かしさを演出する列車とされた。
 愛媛県のこだわり(食、景色、伝統工芸)を楽しみつつ、人々の温かさに触れ、”ここ”にしかない鉄道旅-ものがたり-を楽しんで貰うことを目指している。

 外観は、伊予灘の夕景をモチーフとしたシンボルマークや茜色と黄金色のカラーリングを基本として、側面に大きく描かれた和デザインのヱ雲などを引き継いだ外装とされ、JR四国の車両で初めて全面にメタリック塗装が施されている。

 内装は基本的に初代車両のイメージを継承。ガラス窓の間を障子の明かりに見立てたLED 照明として、開放的な和空間のイメージを演出している。



 詳細については、下記公式サイトを参照。


(公式サイト)
観光列車「伊予灘ものがたり」
(新規タブで開きます)



〜改造種車〜

<1号車:キロ185−1401>

 種車はキハ185−3113。
 1988年4月・新潟鉄工で、キハ185−1013として落成。当初からスカイブルーのJR四国色であった。

 1999年7月に通勤形改造を受けてキハ185−3113に改番、松山運転所に配置されて南予地区のローカル列車として運用されていた。
 2021年4月1日に多度津工場に入場していた。

 工場入場回送時の模様(2021年4月1日撮影)→


 蛇足であるが、同じキハ185系3000番台に改造された後に特急仕業に復帰したキハ185−9/キハ185−13は、3000番台時代に増設されていたジャンパ栓受けがまだ残っているが、この車両は「四国まんなか千年ものがたり」の3号車に改造されたキロ185−1003と同様に、当該ジャンパ栓納めが撤去されている。


<2号車:キロ186−1402>

 種車はキロ186−8。
 1986年10月・富士重工製で、落成当初の形式は半室グリーンのキロハ186−8。

 高松運転所に新製配置され、翌1987年に緑帯国鉄色から四国色に変更。
 1999年8月に、「アイランドエクスプレス四国II」の4号車・キロ186−8に改造されて、団体臨時列車として運用されていた。

 2021年3月に多度津工場に入場し、改造工事を受けていた。


<3号車:キロ185−1403>

 種車はキハ185−23。
 1988年12月・富士重工製。落成当初からJR四国色であった。

 1996年に剣山色に変更された。




詳細な車内設備やサービス等については 公式サイト を参照(別タブで開きます)


形式キロ185形キロ186
140114031402
改造種車形式キハ185-3113キハ185-23キロ186-8
製造 1988.4
新潟鐵工
1988.12
富士重工
1986.10
富士重工
改造施工 2022.2
多度津工場
寸法21,300 mm
2,943 mm
3,845 mm
重量 t t t
車体ステンレス
機関形式出力 DMF13HS
250PS/1,900rpm × 2
DMF13HS
250PS/1,900rpm
変速機 TC2A 又は DF115A
(変速1段・直結1段手動変速)
最終減速比2.613
ブレーキ方式 機関ブレーキ付
CLE 応荷重付
ブレーキ装置踏面両抱
台車形式DT55DT55/TR240
許容最高速度110km/h
車体構造・客室2扉リクライニングシート
乗車定員222411


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