2008年8月4日
香川県内の某所にて



何故「コロナ」か?(^^;

 私も子供の頃〜学生時代ぐらいまでは、人並みにスポーツタイプの車や高級車が好きだったわけである。
 小学校の頃は、初代RX−7(SA20)とか、ケンメリ・スカイラインとか、セリカLBあたりが好きで、その後は刑事ドラマの影響もあって、セリカXXとかセドリックとかクラウンあたりも好きな車種だった。

 でもやっぱり車はバランスが大事と言うことで、実用性を犠牲にしたスポーツカーや、経済性や操縦性を犠牲にした高級車を作るよりも、全てがバランス良く作られた高品質な車を低コストで作ることの方がずっと難しいということに気付き、それを具現化した車というのが、本当に良い車なのだと考えるようになった。

 そして、そういった車の中でも特にスポーツタイプのグレードに関心が向くようになった。

 結果、ミディアムクラスのスポーツセダン、、、昔風に言うと「羊の皮を被った狼」に注目するようになり、最初に目を付けたのが、V10系ビスタ5ドア 2000VXツィンカム(1984〜86年)だった。


※今考えると、我ながらまたえらくマイナーなモデルに目を付けたもんだと思うが、じつは当時「太陽にほえろ!」の覆面パトカーとしてこの車が出ていたのだ
※同様に、同じ時期に同じ番組に出ていた、A60系セリカ・クーペ(後期形ブラックマスクモデル)GT−TRや、A60系セリカXXも好きだった車の一つ
※特にA60系セリカは今でも、ブラックマスクモデルでもXXでも良いから、金銭的余裕があればセカンドカーとして欲しいと思っているぐらい(^^;



 そして高校3年の時のある日、私はトヨタのお客様サービスセンターに直電し、トヨタ車9車種のカタログを請求した(^^;

 このときカタログ請求した車種は、S120クラウン、Z20ソアラ、A70スープラ、T160セリカ、X70マーク2、X70チェイサー、X70クレスタ、T140〜160カリーナ、そしてT140〜T160コロナであった。

 その中でひときわ私の目を惹きつけたのが、3S−Gスポーツエンジンを純白のスーパーホワイトのボディで包んだ、ST162 FFコロナ・セダン2000GT−R で、見開き2ページいっぱいに掲載された純白のスポーツセダンは無茶苦茶格好良く見えた。

 同じスタイルをしたFFコロナとはシャシー形式が異なり(ホイールベースも異なっていた)、セリカと同じ形式を名乗ることからも、このモデルはセリカの4ドア版と言っても良いスポーツセダンだった。
 同エンジンを積むセリカと基本的に同性能で、大人5人と荷物が積めて、しかもセリカより安いとあって、「免許を取ったらこれを買おう!」と決めたのだった(^^;

 それまで眼中になかったコロナが好きになったのは、この時からである。


 免許を取ったのはその翌年だが、貧乏人にとって当時車両本体価格205万円(当時まだ消費税は無かった)のこの車は高嶺の花だった(苦笑)
 同じ年の年末に次期形のT170系が登場、このモデルにも3S−Gを搭載するGT−Rが設定されたので、やはりこの車が購入最有力候補だった。

 その後登場したプリメーラやレガシイにも目移りしたのは、言うまでもない(^^;

 しかし、どの車も全体のバランスの良さではコロナに一歩譲る、、、、と、少なくとも私は思っていた。
 例えばプリメーラは室内やトランクがコロナより狭かったし、レガシイは性能は良いが燃費が悪くて小回りも利かない上に少々高かったという具合で、私のニーズから少し外れる部分があった。


 その間、親にはT170コロナ(1500セレクトサルーン(^^; )を買わせていた(^^;



 ようやく就職して新車が買える身分になったときには、T170コロナは末期モデルで、次の新型を待つことにした。
 ところがそうして登場したT190系10代目コロナの国内モデルには、3S−G搭載モデルが無かった・・・・(泣)

※海外モデル(および輸出モデル)にはあったのだが・・・・

 しかしその点を除けば、その他の全ての点で私のニーズに見事に合致し、「この車しかない!」と思ったのだ。

 国内モデル最高峰には「なんちゃってツインカム」の3S−FEが搭載され、T190コロナの中で4輪ディスクブレーキが装備されるのはこのエンジンを積むモデルだけだった。
 別にドラムブレーキが悪いとは言わないが、私自身、後輪ドラムブレーキ車で肝を冷やした経験が何度かある(原因は構造上の仕様によるもの)ので、自分の車としては「4輪ディスクブレーキ車」というのは絶対譲れない最低条件の一つだったのだ。

 この10代目T190コロナのFFモデルは「EXサルーン」と「EXサルーンG」の2種類有り、どちらにするかちょっと考えたが、ABS&リアワイパー&トラクションコントロール搭載で重量の若干重い「G」よりも、無印の方を選んだというわけである。

 今になって考えると、リアワイパーぐらいは付けても良かったかな? と思っているが(^^;


 その「無印」2.0EXサルーンは、T170系コロナGT−R並みかそれ以上に固められた足回りで、従来の国産ファミリーカーの常識からは大きく外れていた。
 特に段差を通過しても揺れ戻しが全くなく一発で揺れが収束するあたりなど、少なくとも私がその当時までに乗ったことのあった「ファミリーカー」の中では、初代プリメーラの次に固い足回りであり、当初の期待を良い意味で裏切られた車であった。

 エンジン性能も3S−Gと比べればさすがに高回転域がガサツでノイジーでパワーも無いのだが、重量1,180kgのこの車体には充分で、ノーマルのタイヤでは加速時に頻繁にホイールスピンが発生してコントロールに少々手こずったほど。
 「羊の皮を被った狼」ほどではないが、まぁせめて「野犬」ぐらいか?(笑)

 もちろん、(超)高速域での走行安定性も申し分のないレベルで、親のT170コロナとは全く別次元のモノで、とても同じ「コロナ」とは信じがたかった。


 このT190系コロナは当時のトヨタの欧州戦略車として位置づけられており、それを考えれば、この固められた足回りやサイズの割に広々とした室内、当時のカローラ4WDよりも小回りが利く取り回しの良さ、数々の実用的な装備、ファミリーカーとしては優秀な操縦性、そして今なお国産セダン史上最大という巨大なトランクルームにも納得がいく。


 ・・・とはいいつつ、やはり3S−G搭載のスポーツモデルに未練があったのは事実で、英国仕様の カリーナE 2.0GTi を個人輸入で買おうかと何度思ったか判らない(^^;

 結局「みんな貧乏が悪いんや!」ということで買えずじまいだったが、それでも冗談半分で何度かディーラーの人に、3S−FEを3S−GEに換装できないかと言って笑われたこともある(笑)


 当時のトヨタ車らしく高品質で故障も少なく、20万キロ以上走行してこれまでに部品交換を要したメカニカルトラブルは2回だけという素晴らしさ。


 6回目の車検を通過してなお絶好調で、とりあえず次は積算走行距離30万キロを目指している(^^;



 ちなみに、今私が一番欲しい車は、アウディ・A4・アヴァント クワトロであるが、、、、貧乏人には高すぎて手が出ない・・・・(泣)
 旧型の2.4リッターモデルで良いから安く買えないかなぁ(^^;



何故「ハイウェイクルージング仕様」か?

 さて、このコーナーで何度も書いているように、うちのコロちゃんのモディファイの方向性としては、「ハイウェイクルージング仕様」を目指すということになっている。
 つまり、最高速度云々という話は抜きにして、安心して安定した連続高速走行が楽にできるような車を目指している。

 実は、これにはちゃんとした理由があるし、またそれに対する技術的な裏付けがあるのである。


 今のT190コロナに初めて乗ってみたときの印象としては、まずシートが大振りで掛け心地が良くて疲れにくいということである。
 また納車翌日の高速走行では、それまで乗ったことのある日本車では全く味わえなかった、素晴らしい走行安定性を体感した。

 T190コロナの開発ストーリーの中では、先代のT170コロナが欧州では評判が良くなかったため、機能性を高めながらも、欧州で充分通用するような走行安定性の確保を目指したと記述され、その為(当時の)ファミリーセダンとしては超優秀な0.31という空気抵抗Cd値を達成している。

 さらに、平坦区間無風状態での100km/hクルージング時のエンジン回転数はわずか2,100回転で、実際高速クルージングでは格段に燃費が向上する。


 当然、コーナリング性能も先代T170に比べれば格段に向上しているのだが、そもそもファミリーカーたるコロナでコーナリングマシンを目指すのもどうかと思い、ここはひとつ、モディファイとしては「ハイウェイクルージング仕様」という方向性で良いのではないかと考え、これまでそれを実践してきた、、、つもりである(^^;



 後で聞けば、T190コロナのリアサスペンションには、4度というかなり大きめのトーイン角が付けられているほか、フロントはサスペンション軸をドライブシャフト軸よりも前方に出しているとか。
 これは、ハンドリングのシャープさをある程度犠牲にして、操縦安定性と扱いやすさの向上を狙ったセッティングであるらしい。

 つまり、ステアリングの応答性や回頭性につていはさほど犠牲にならない程度のレベルで見切りを付け、コーナリング中には穏やかで扱いやすく、なおかつ安定した挙動変化を示しつつ、特に高速域での直進安定性の大幅な向上を狙ったサスペンションセッティングとなっているらしい。

 実際に、親のT170コロナやT210プレミオ、またその他の車と比べても、T190コロナの挙動は素直で穏やかで扱いやすく、しかも安定していて、TPOを選ばず安心して運転できる車だと感じた。


 やはり、この車はコーナーを攻めるよりも、ハイウェイを悠然と走る方が絵になるだろうなぁ、、、と、そのまま「ハイウェイクルージング仕様」という路線をキープすることにした。


 現にこの車で、東京〜四国間給油以外休憩無しのノンストップ(もちろん料金所とか赤信号では止まるけど(^^;)というロングドライブを何度もしており、そのたびにT190コロナはロングドライブに強い、疲れにくい良い車だと感嘆することしきり。


 ・・・と、これが「ハイウェイクルージング仕様」を目指している最たる理由と根拠である。


 もちろん、固めのサスセッティングと50タイヤで、コーナリングもそれなりに楽しめる車である(はず(^^; )だが、普段はいつも「軽く流す」程度で抑えている。

※それでも、特に峠では前を行く車がよく道を譲ってくれるのが謎だが(笑)







気に入ってるところ

  全部\火暴/

  と、これではあんまりなので、特に気に入っているところを、、、、(^^;






気に入らないところ





比較の話


 97年2月1日(土)、愛媛輸入車ショーに行ってきて(「REPORT 〜Automobile〜 Vol.1」)、欧州ミディアムクラスセダン(オペル・ベクトラ/プジョー・406/アウディ・A4)を中心にいろいろ乗り比べてきたが、そこで実感として感じたことは、、、、




<結論>まだコロナで十分(^^;>